※測り方により若干の誤差がある場合があります。
南アフリカ産のタイガーアイです。
タイガーアイ(虎目石)はリーベック閃石の繊維状結晶(クロシドライト、青石綿)が
平行に並び、そこに珪酸分を含んだ液体が浸潤し、石英化し固まったものです。
クロシドライトは新鮮なうちは暗青色ですが、クロシドライトに含まれる
鉄分が次第に錆びて褐鉄鉱(水酸化鉄)に変わることで、このような褐色味を帯びます。
こちらの標本はクロシドライトの鉄分がまだ褐鉄鉱になりきっていないため、
一部は青みを帯びています。別名ホークスアイ(鷹目石)とも呼ばれています。
綺麗な繊維状結晶が確認できます。
※こちらは一面がスライスされております。
※写真の5枚目以降は濡らして撮影しております。
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