※測り方により若干の誤差がある場合があります。
ブラジル ミナスジェライス州オーロプレートにあるロドリゴ・シルバ産のインペリアル・トパーズです。 かつて「ローザリオトパーズ(Rosealite Topaz)」とも呼ばれていたインペリアルトパーズの歴史は古く、古代エジプトや古代ローマの時代から愛され、王族や貴族によって重宝されてきました。温かみのあるオレンジ色やオレンジ褐色が特徴的な色合いを持ち、他のトパーズとは異なる独自の魅力を持っています。こちらのインペリアル・トパーズは、クロム元素により赤色に蛍光します。
インペリアルトパーズはトパーズのうちブラジルのオウロ・プレト(Ouro Preto)で産出される、微量のクロムを含み橙色(シェリー色)を呈したトパーズです。トパーズはアルミニウムのネソ珪酸塩鉱物で、弗素(F)を含みます。そしてこの弗素は水酸基(OH, ヒドロキシル基)と入れ替わります。トパーズはこの水酸基を多く含むOHタイプと、弗素が多いFタイプに分かれます。このうち、インペリアルトパーズは前者のOHタイプのものとなります。
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